欧州戦略「HUM」

2011.08.22

1970年代からの日本の自動車メーカーによる「集中豪雨」的な自動車輸出の展開は、米国、カナダと同様に、ヨーロッパでも経済摩擦を引き起こし、日本車輸入規制問題をクローズーアップさせた。対北米間では、日本側が1方的に自主規制で決着をみたことがヨーロッパにも波及し、日本車の輸入規制を実施する動きが強まった。また、円高傾向と同時に、EC統合(1992年)によるブロック経済化の動きなどを背景として、日本の自動車メーカーの現地生産化がすすめられた。1986年には、日産自動車が4輪車メーカーとしてはじめて単独の進出をおこない、ついで本田技研が英国「ローバー社」と提携を結んで進出した。現在、本田技研のヨーロッパ地域における生産工場は、英国の「ホンダーオブ・UK・マニュファクチュアリング社」(HUM)の1拠点のみである。つぎに、本田技研の英国進出についてみてみよう。本田技研は、アメリカへは単独進出したのと異なって、英国へは「ローバー社」との提携関係を基軸に事業展開をはじめることになる。まず1983年4月に、ローバーとの間で2000CC級の乗用車を共同開発し、相互開発・販売する提携を締結するが、これに対応して翌85年、英国にHUMを設立した。1987年には、約50億円を投資してエンジン工場を建設し、共同開発車「コンチェルト」向けにエンジン生産を開始した。ローバー社との関係が進展しているようにみえたが、1994年にBMWが突然のようにローバーの株式(全体の80%)を買収し、その傘下に組み入れたため、本田技研はローバーとの資本提携関係を解消し、ローバーへの生産委託も同年前半で中止することとなった。現在、ローバーとの関係は、プレス部品の1部継続などのみである。

(車種一覧)
ミニキャブトラック中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/MITSUBISHI__MINICAB_TRUCK/index.html

ポルテ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__PORTE/index.html

プリウス中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__PRIUS/index.html

フィット中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/HONDA__FIT/index.html