乗り心地の悪いワイドタイヤはおすすめできない

2011.09.12

フェラーリのようなスーパーカーともなると、355‐35‐18などという、やたらと幅広で薄っぺらなタイヤを履く。こいつは355mmの幅にたいして側面の高さが124mmしかない、ホイールにただゴムがペタンと巻きつけてあるようなタイヤだ。タイヤは幅広になると横方向の接地面積が増えるから、コーナリングのさい横方向の力に抗して踏ん張ることができる。すなわちコーナリングスピードが上がるということだ。若い人が扁平タイヤを好んで求めるのはそのためである。しかし、タイヤはコーナリングだけでなく、路面からのショックを吸収し、乗り心地をよくする仕事もしている。側面の高さが低くなれば、当然、乗り心地は悪くなり、ゴツゴツと突き上げるようになる。いまのタイヤは扁平化する傾向にあるのだが、いかにワイドタイヤでも、側面の高さが横幅の半分の50タイヤがいいところだろう。それ以下になると乗り心地がいたって悪く、こいつは老人ドライバーにはあまり向いていないと思う。

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