入れ歯が痛くて痛くて満足に食事もできない

2011.04.26

たいへん上品な、お茶の先生をなさっているFさん。義父がずっと診ていた患者さんです。Fさんは七三歳でも、現役バリバリで生徒さんの前で教えておられるため、一日も「歯無し」の状態ではいられません。綿密な噛み合わせのチェックを条件に、インプラント埋人手術の直後、即日仮歯(即日荷重)を施しました。一応は、超ハイレペルの治療法です。戦後問もないころから、紅茶とケーキを召しあかっていたそうで、そのせいかどうかはわかりませんが、ご自分の歯は上六本、下七本しかありません。残念ながら上下とも義歯です。今回は、下の七本の歯を全抜歯してのインプラント埋人でした。初めは、「ほとんど毎日、お茶の教室があるのよ。生徒さんに、歯のない姿は見せられないわ……」と、インプラント治療に消極的でした。そこで、抜歯と同時にインプラントを埋入し、即日仮歯を入れることを条件にオペに踏み切りました。昔は、入れ歯が痛くて痛くて満足にお食事ができなかったそうですが、手術後は、「本当に、なんでも食べられるようになったわ!」と喜んでいただきました。とてもとても七三歳には見えません。インプラント治療を信用していただければ、こんなに世界が変わるのにと思います。Fさんにも、「もっと早くインプラントにしておけばよかったわI・」と言っていただくことができました。当然のごとく、来年は上顎です。五〇年前の青春の噛み心地を取り戻したFさん、御満悦です。