炊事や洗濯といった家事をするときはリングを取りはずしましょう。火、洗剤、漂白剤、野菜・果物の汁、酢やソースなどに触れることが多く、宝石の変色や汚れの原因になります。また、指輪と指の間に洗剤などが入り込むと、それが乾いて数倍の濃度になり皮膚炎を起こす原因になることがあります。パーティなどで食事をするときに飲み物やソースなどが付いてしまうと、これもまた宝石によっては変色の原因になります。すぐに水洗いするなどの処置が必要です。●宝石の大敵・・・宝石についたら、直ちに水洗いして、ティッシュペーパーで水気をしっかり拭き取り、乾いた布でよく拭かなければならないもの。例えば、オレンジジュース、みかんの汁、果物の汁、酢、ソース類、トイレの洗剤、インク、インク消し、塩酸・アルカリ・硝酸・硫酸・各種薬品類。●宝石の敵・・・宝石についたら、ティッシュペーパーでよく拭き取り、軟らかい乾いた布で拭かなければならないもの。例えば、コーヒー、紅茶、ビール、ウイスキー、日本茶、酒、みそ、ぬかみそ、しようゆ、マヨネーズ、ケチャップ、ヘアスプレー、香水、オーデコロン、シャンプー、リンス、毛染め液、ペンキ、ナフタリン、ベンジン。これらから宝石を守るには「君子あやうきに近寄らず」です。パーティなどで飲み物などにはくれぐれも注意してください。真珠や珊瑚、貝カメオなどの有機質の宝石は炭酸カルシウムを主成分としており、酸に合うと溶けてしまいます。生活の中での酸は、食用酢や果汁などです。宝石は火にも弱いので、お料理をするときはリングをはずすのはもちろんですが、酢の物、サラダドレッシング、果物のジュース、ソース類など酸性のものを食べるときにも気をつけましよう。お化粧をするときもリングははずしてください。特にダイヤモンドは脂となじみやすいので、クリームなどは汚れの素です。香水などにも弱いので、リングはお化粧がすべて終わってから最後の仕上げにつけましょう。